マグリットの絵画
マグリットの絵画は、画家自身の言葉によれば、「目に見える思考」であり、世界が本来持っている神秘(不思議)を描かれたイメージとして提示したものである(デペイズマン)。
この点は、夢や無意識の世界を描き出そうとした他のシュルレアリストとは異なっている。
「言葉とイメージ」の問題を追求したマグリットの作品は、ミシェル・フーコーのような思想家にも発想源を与え、広告やグラフィックアートの分野にもその影響が見られるなど、20世紀の文化に与えた影響は大きい。
日本においても1971年の回顧展をはじめとしていままで5回開催され、宇都宮美術館、横浜美術館、豊田市美術館などに作品が収蔵されている。